35 ドルの入門用フィルムカメラ「Kodak EC35」新発売

Reto Project が Kodak ブランドを冠した 35mm フィルムカメラ「Kodak EC35」を発表しました。手動巻き上げと内蔵フラッシュを備えたシンプルなカメラで、 7 月 17 日(金)の発表と同時に注文受付が始まっています。 35 ドルという低価格です。
EC35 のスペックは 25mm・2 群構成の f/10 アクリルレンズに、1/100 秒固定シャッター。内蔵の自動フラッシュは単三電池 1 本で駆動します。前面のスライドカバーが特徴的で、 Kosmo Foto は Olympus Mju-II のようなレトロコンパクトと共通する意匠だと指摘しています。レンズの保護を兼ねた仕組みですね。
Reto Project は製品ページで「フィルム写真の複雑さを取り払い、1 コマごとの純粋な楽しさを取り戻すための初心者向けカメラ」と説明し、バッグに放り込んでおける手軽さを打ち出しています。カラーバリエーションが豊富なのも特徴で 7 色が展開されており、フィルム写真を始める層を意識したラインアップです。 Kodak Ultramax 400 を 1 本同梱したスターターキットも用意されています。こちらは 45 ドル。

Reto Project はこれまでも Kodak ブランドを冠した製品を若年層向けに投入してきました。2025 年に登場したデジタルカメラ Kodak Charmera は、Eastman Kodak 初のレンズ付きフィルム「Kodak Fling」(110 フォーマット)をモチーフにしたデザインで話題を集めました。フィルムでは、2 群ガラスレンズと自動巻き上げを備えた Snapic A1 も昨年リリースされています。
日本のユーザーからすると、この価格帯は使い捨てカメラ数本分といったところ。レンズはアクリル、シャッターは固定と割り切った構成ですが、フラッシュ付きで繰り返し使える 35mm カメラが 35 ドルで手に入るのは、気楽にフィルム写真を始めたい層にとって魅力的です。