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現像

増感現像・減感現像(プッシュ・プル)とは

ラボの料金表に「増感」「減感」「push」「pull」といった項目を見かけることがあります。撮影時の条件に合わせて現像時間を変える処理のことで、対応しているラボとしていないラボがあります。

増感現像(プッシュ)

フィルムの箱に書かれた感度(ISO)よりも高い感度で撮影し、そのぶん現像時間を長くする処理です。たとえば ISO 400 のフィルムを ISO 1600 として撮った場合、「2段増感(+2)」を指定して現像します。

暗い場所でシャッタースピードを稼ぎたいときに使われます。結果として粒子が粗くなり、コントラストが上がり、シャドウの階調は失われる傾向があります。この見た目そのものを狙って使う人もいます。

減感現像(プル)

逆に、箱の感度より低い感度で撮影し、現像時間を短くする処理です。コントラストが下がり、ハイライトの粘りが出る方向に変化します。増感に比べると使われる機会は少なめです。

頼むときの注意

  • 撮影前に決めておく必要があります。 1本のフィルムの途中で感度を変えることはできないため、そのフィルムは全コマ同じ設定で撮り切ります。
  • 現像に出すときに必ず申告します。 何段プッシュ/プルするかを伝えないと、通常現像されてしまいます。
  • 追加料金がかかるのが一般的です。 通常現像より数百円高く設定しているラボが多くあります。
  • 対応可否はラボによります。 モノクロは1/2段刻み、リバーサルは1/3段刻みといった単位で受け付けるラボもあれば、増減感は一切受け付けないラボもあります。

本サイトでは、増感・減感に対応していることが公式サイトで確認できたラボについて、詳細ページの紹介文にその旨を記載しています。確実を期す場合は、出す前に各ラボへ直接確認してください。ラボの一覧と連絡先はフィルム現像ラボ一覧から確認できます。

クロス現像について

リバーサルフィルムをネガ用の C-41 で処理する「クロス現像」を受け付けているラボもあります。色が大きく転んだ独特の仕上がりになりますが、これも対応しているラボは限られます。増減感と同様、事前の確認が必要です。

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