ネガとリバーサルの違い — 自分のフィルムがどちらか見分ける

ラボの料金表を見ると「カラーネガ」「モノクロ」「リバーサル(ポジ)」と種類が分かれていて、料金も仕上がり日数も違います。自分が使っているフィルムがどれなのか分からないと、どの料金を見ればいいのか判断できません。
3つの種類
- カラーネガフィルム: 明暗と色が反転した状態で記録されるフィルムです。現像後のフィルムはオレンジがかった見た目になります。処理方式は C-41 と呼ばれます。もっとも一般的で、扱えるラボが多く、料金も安く、仕上がりも早いのが特徴です。
- モノクロフィルム: 白黒で記録されるフィルムです。処理方式はフィルムによって異なり、専用の薬品が必要です。取り扱いラボはカラーネガより少なく、外注になることも多いため日数がかかります。
- リバーサルフィルム(ポジ、スライド): 現像すると、そのまま見た目どおりの色で像が現れるフィルムです。処理方式は E-6 と呼ばれます。ライトボックスにのせて直接鑑賞できるのが魅力ですが、対応ラボが少なく、料金は高め、日数も長めです。
自分のフィルムはどれか
もっとも確実なのはパッケージやパトローネ(フィルムの筒)の表記を見ることです。
- 写ルンです(レンズ付きフィルム)は、カラーネガフィルムです。リバーサルではありません。はじめてラボに出す人の多くはこれに当てはまります。
- パッケージに「COLOR NEGATIVE FILM」「C-41」とあればカラーネガです。フィルム名の末尾が COLOR や NEG のものも多くあります。
- 「REVERSAL」「SLIDE」「E-6」「CHROME」の表記があればリバーサルです。Velvia、Provia、Ektachrome などが代表的な銘柄です。
- 「B&W」「BLACK AND WHITE」とあればモノクロです。TRI-X、HP5、Kentmere などが該当します。
判断に迷った場合は、フィルムを店に持って行って見せれば判別してもらえます。
料金と日数がどう変わるか
一般に、カラーネガがもっとも安く早く、モノクロとリバーサルは高く遅くなります。リバーサルは自店で処理せず外部ラボへ送るところが多いため、10日〜2週間程度かかることも珍しくありません。
本サイトのラボ詳細ページでは、35mm と 120(ブローニー)それぞれについて、カラー・モノクロ・リバーサルの現像料金とスキャン料金を分けて掲載しています。モノクロやリバーサルを出したい場合は、その料金が載っているラボを選ぶと確実です。フィルム現像ラボ一覧ではモノクロ対応・リバーサル対応で絞り込むこともできます。
ブローニー(120)とは
35mm より一回り大きいサイズのフィルムで、中判カメラで使われます。「ブローニー」「120」「220」と呼ばれます。画面が大きいぶん精細な写真になりますが、対応しているラボは35mmより少なく、料金も高めです。ラボ一覧の「ブローニー(120)」フィルタで対応ラボだけを表示できます。